屋根の落雪改善


雪が隣地に落ちて困るという悩みに対して

防雪柵設置や人力での解決方法が取れない

ケースには、屋根に融雪ヒーターを付けて

解決を図る方法も考えられます。

ただし検討には注意も必要です。

 

●電気代にビックリ!…殆ど使わなくなった

●つららが激しく出来てしまい逆に危ない… 

 

どんな方法でも一長一短がありますので、

その良し悪しについて知り、その上で実施

の検討をされることをお勧めします。

   

当方は事前に1件1件検討した上でご提案

差し上げています。また、設置後の定期的な

状態確認は欠かせず、微調整が可能な箇所は

修正したりと、住む方に安心感を持って頂く

事も行っています。


ヒーター事例1

軒先トタンをめくり、ヒーターを差し込んで

取付ける方法です。

仕上がればヒーターが見えなくなります。

ヒーター設置前に比べ、溶けた雪で軒先に

大量のつららができやすくなりますので、

寒冷地用雨樋を付け、更に雨樋にも線状の

ヒーターを設置します。


ヒーター事例2

トタンをめくる方法が出来ない場合、トタン

の上から付ける方法がとれます。この場合も

溶け雪の軒先処理は同じです。


ヒーター事例3

トタンを張り替える場合や、雪害で軒先が

折れ修復する場合に考えられる方法です。

基本的には「ヒーター方法その1」と同様

ですが、軒先だけの位置に限らず設置が

可能になります。


ヒーターの操作上の工夫

どの位ヒーターを付ける

かは、溶かしたい屋根の

範囲の他、工事代や電気

代も含め検討します。

電気代についてはヒーターの

スイッチを複数に分け、状況

によって「入切」を部分

操作できるようにしてい

ます。天気の状況変化を

はじめ、あまり降らない時、豪雪の時と状況が変化するからです。


溶け具合(屋根・雨樋)と注意点

溶け具合の写真(降雪が相当量あった際に

撮影)です。フライパンのようには溶けま

せんが、時間をかけてじわじわ着実に

溶けていきます。ヒーターは発熱量があ

るほどより溶け具合がいい反面、電気代

がより掛かかる為、溶かしたい範囲と

電気代のバランスを考えて計画します。

雨樋部分です。屋根ヒーターの溶け水を受け

止め、雨樋部分のヒーターによって雨樋凍結

を防ぎながら地面まで水を流します。

天気、降雪量、雪質、気温等によっては、雨

樋の一部が氷化したり、つららが多少出来る

場合がありますが、厄介な状態までにはなり

ませんので、適時落とす程度で済むように

なります。雨樋ヒーターは位置の微調整も

できるので便利です。

注意点として、ヒーターを不用意に切って

しまうと、下写真のように軒先で氷化する

事がありますので、数年、様子を探りなが

ら「どういう時に切れるか」を見出して

いくと効果的です。

又、右写真のケースは屋根ヒーターだけを

付け、雨樋や雨樋ヒーターを付けていない

為、ヒーターを付けない時より大量につら

ら発生している事が分かると思います。