介助を助けるリフォーム その1


ベッドの高さを高くする
ベッドの高さを高くする

元気な時は支障の無かった「ベッドからの立ち上がり動作」が出来なくなった為、ベッド高さを上げる事で手すり(レンタル)を併用して立ち上がりがスムーズになった事例です。 

ベッドに座った際、膝よりもおしりの位置が低くなることが原因でしたので望ましい高さを動作によって採寸し、

マットレスの下に木材で下地を組みかさあげして高くしています。

スイッチ消し忘れやトイレの場所を間違える状態の家族と生活するご家庭の、照明器具での事例です。

日暮れになると常夜灯のようにぼんやり点灯を続け、トイレに入ると全灯、トイレから出れば常夜灯に戻るといったセンサー設定ができるLED照明器具へ交換。埋め込みの穴直径が同じ器具であれば手軽に改善が図れます。

ビフォー
ビフォー
アフター
アフター

介助に伴って寝室の収納不足を解消するために押入れを増設。


介助を助けるリフォーム その2


ご主人が要介護になり、奥様が夜間のトイレ介助に眠れぬ悩みを抱えていました。

寝室からトイレまでよほど遠くは無かったのですが、行き先が分からなくなったり、言い聞かせているうちに我慢できなくなったりした状態を受け、寝室の押入れをトイレに変えるご決断をされた事例です。

 

幸い押入れは外壁に面し、窓も近くにありました。水道工事も大掛かりにならない位置にあり、トイレを作りやすい条件でした。写真の柱は構造上重要だった為、この柱を抜かないで出来るレイアウトで作りました。

奥様からのご要望(概要)

  1. 夜間「ここがトイレ」と認識できるよう常夜灯機能を持たせる(ベッドの枕位置から眩しくないような配置で)
  2. 漏らした場合を考え、床は掃除しやすい材料を使用 (壁も腰まで掃除しやすい材料を使いたい)
  3. トイレは自動開閉のフタ、自動洗浄機能が欲しい
  4. 掃除用具やトイレ用品を仕舞う収納が欲しい
  5. 手すりは連続性を持たせる(過度な設置で構わない)
  6. 手洗い・ハンドドライヤーを導入(習慣を重視/使い勝手の変化を少なく)
  7. 換気、臭いなどの対策を行う


手洗い器の人感センサーLED照明
手洗い器の人感センサーLED照明

トイレにはセンサー切り替えできる照明を2つ確保しました。一つは便器上に常夜灯センサーLED照明。もう一つは手洗い器の上に人感センサーのLED照明としました。トイレ入口引戸は夜間開けっ放しにすることを受け、ベッド枕位置へ直接光が当たらない便器上照明に常夜灯機能を持たせました。

床と壁(腰高)には、水で劣化せず、水拭きOKの材料を使いました。床は段差を付けずバリアフリー。

内装には消臭・調湿性のある素材を部分使用。手洗い器、ハンドドライヤーを引続き装備。


便器は自動で便座カバーが開き、用を足して離れると自動洗浄する便器です。奥様が夜間見守っていても可能な限り手間のかからぬ便器です。又、

 

この便器はオプションで両脇に手すりが付けられますが、掃除や収納に支障があるので使わずに、別途折りたたみ出来る手すりを両脇に設置。便器後ろには既製品の収納を確保。

収納は他に手洗いまわりを有効利用。横に壁厚を利用した収納、下には折り畳みバケツなどが入る収納を追加。


換気は強弱センサー式換気扇を増設。

 

紙巻き器は切りやすく取り外しが楽なタイプを。

入口は柱を抜かずに設置できるアウトセット式の引き戸を採用。